ありがとう。
今年も残すところあと2日。
私にとって、新たに迎える年と今までとの大きな違いは、実父の存在です。
私は、11月23日の勤労感謝の日に父を亡くしました。91歳でした。
その3日後には、アトリエ重松の皆様との紅葉スケッチが控えていたし、書類の提出期限も重なっており、
次の週末は、びじゅつ広場の「森のクリスマス」で、頭を切り替えながら、物事に臨んでいくのがやっとでした。
屋外スケッチは急遽、中止にさせていただき、それゆえ皆様にもお気遣いいただき、どうもありがとうございました。
葬儀も無事に終え、
その後、「びじゅつ広場」での子供達のあふれんばかりの生命力に支えられ、
日々の「淡彩スケッチ」で移りゆく季節に気持を委ねながら日々を送ることができました。
高齢とはいえ、元気だった父は、たまたま自転車でスーパーに買い物に行った際に、転んでしまい、圧迫骨折。
そのため、急に歩くことができなくなり、体力が衰えてしまい、逝ってしまいました。
歩けなくなって寝たきりになってから1年の間、辛いし大変だったろうに、
常に冷静に自分の状況を見つめており、私に的確なアドバイスを話してくれたり、
基本的に猛烈に優しい人なのですが、周りの人の事をいつもよく考えていて、何100回も父が「ありがとう」と言っているのを聞いたように思います。
まだ、父がいなくなったことを、正面から捉えられていない自分がいるのですが、
葬儀の間中、泣いていた妹の傍らで、一切涙も出ず、その後も、日々の仕事で忙しくしていましたが、
先日、私が参加した銀座でのグループ展の作品搬入後、一番仲の良い友人に 銀座のスタバで会った途端、
号泣してしまい(笑)私の心の中はこんなだったか?と 思いました。
仕事をしているときは、あまり考えられないのですが、
年末で仕事納めで、一息ついた途端に、「その辺で車を運転しているおじいさん」 とか、
「道端で歩いているおじいさん」 とかが、みんな父に見えてしまって、頭がおかしくなりそうになったので、気をそらすようにしています。
母には、毎日、父が見える!?らしいのですが、私自身もいろいろ無理せずいようと思っています。
妹は、寝たきりになり大変だった父を、自分のことはさておき、毎日自宅で、渾身の力で全力で介護してくれました。
それゆえ、父は幸せだったと思えるし、心より妹に感謝しています。
最後の2ヶ月は病院に入院していましたが、見舞いに行くたびに、妹が看護師さんに宛てた、「父のケアに関しての細かなお願いのメモ」が病室に残されていて、それも忘れられません。

この写真は、少し木ノ実のことを調べて知識を持ってからうちの周りを散策したら、こ~んなにたくさんの自然からの贈り物がもらえた♡
と、豊かな気分になって撮った写真です。
何か新たに知ることで、視点を変えて世界を見れば、世界はまだまだ知らない豊かなものを見せてくれます。
それは、いつも新鮮で、幾つになっても新鮮です。
「描きたい気持ち」、「そこに現れる新たな世界を見てみたい」 その気持ちは、どんな時も常にわたしを支えてくれます。
月日が経つのを見つめながら、このまま前に進んでみます。
そんなわけで、2023年のお正月は重松は喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきます。
みなさまより、励ましの温かいお言葉頂戴いたしまして、どうもありがとうございました。
みなさま、
2023年も、どうぞ宜しくお願いいたします。
重松深雪
私にとって、新たに迎える年と今までとの大きな違いは、実父の存在です。
私は、11月23日の勤労感謝の日に父を亡くしました。91歳でした。
その3日後には、アトリエ重松の皆様との紅葉スケッチが控えていたし、書類の提出期限も重なっており、
次の週末は、びじゅつ広場の「森のクリスマス」で、頭を切り替えながら、物事に臨んでいくのがやっとでした。
屋外スケッチは急遽、中止にさせていただき、それゆえ皆様にもお気遣いいただき、どうもありがとうございました。
葬儀も無事に終え、
その後、「びじゅつ広場」での子供達のあふれんばかりの生命力に支えられ、
日々の「淡彩スケッチ」で移りゆく季節に気持を委ねながら日々を送ることができました。
高齢とはいえ、元気だった父は、たまたま自転車でスーパーに買い物に行った際に、転んでしまい、圧迫骨折。
そのため、急に歩くことができなくなり、体力が衰えてしまい、逝ってしまいました。
歩けなくなって寝たきりになってから1年の間、辛いし大変だったろうに、
常に冷静に自分の状況を見つめており、私に的確なアドバイスを話してくれたり、
基本的に猛烈に優しい人なのですが、周りの人の事をいつもよく考えていて、何100回も父が「ありがとう」と言っているのを聞いたように思います。
まだ、父がいなくなったことを、正面から捉えられていない自分がいるのですが、
葬儀の間中、泣いていた妹の傍らで、一切涙も出ず、その後も、日々の仕事で忙しくしていましたが、
先日、私が参加した銀座でのグループ展の作品搬入後、一番仲の良い友人に 銀座のスタバで会った途端、
号泣してしまい(笑)私の心の中はこんなだったか?と 思いました。
仕事をしているときは、あまり考えられないのですが、
年末で仕事納めで、一息ついた途端に、「その辺で車を運転しているおじいさん」 とか、
「道端で歩いているおじいさん」 とかが、みんな父に見えてしまって、頭がおかしくなりそうになったので、気をそらすようにしています。
母には、毎日、父が見える!?らしいのですが、私自身もいろいろ無理せずいようと思っています。
妹は、寝たきりになり大変だった父を、自分のことはさておき、毎日自宅で、渾身の力で全力で介護してくれました。
それゆえ、父は幸せだったと思えるし、心より妹に感謝しています。
最後の2ヶ月は病院に入院していましたが、見舞いに行くたびに、妹が看護師さんに宛てた、「父のケアに関しての細かなお願いのメモ」が病室に残されていて、それも忘れられません。

この写真は、少し木ノ実のことを調べて知識を持ってからうちの周りを散策したら、こ~んなにたくさんの自然からの贈り物がもらえた♡
と、豊かな気分になって撮った写真です。
何か新たに知ることで、視点を変えて世界を見れば、世界はまだまだ知らない豊かなものを見せてくれます。
それは、いつも新鮮で、幾つになっても新鮮です。
「描きたい気持ち」、「そこに現れる新たな世界を見てみたい」 その気持ちは、どんな時も常にわたしを支えてくれます。
月日が経つのを見つめながら、このまま前に進んでみます。
そんなわけで、2023年のお正月は重松は喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきます。
みなさまより、励ましの温かいお言葉頂戴いたしまして、どうもありがとうございました。
みなさま、
2023年も、どうぞ宜しくお願いいたします。
重松深雪
たんじょう日
今年ラストの収穫
父の畑の夏野菜

太陽の光をいっぱ~い浴びてムッチリ!美味しい父の畑の野菜たち♪