淡彩スケッチ講座 再開のお知らせ
春 ウララ~✨
21日の緊急事態宣言解除を受けて、講座再開✨です。

まずは、3月中の再開日はこちらです!
●よみうりカルチャー横浜教室 3/22(月)~
●アトリエ重松 3/27(土)アトリエ講座 ~
●新百合ヶ丘産経学園(水曜クラス)3/31(水)~
もちろん、定員は今まで通り減らしたまま、
気を緩めることなく、しっかり感染対策をして、講座を行います。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
アトリエ重松プログラム詳細につきましては、追って、皆様にご連絡させていただきます!

また、ご一緒に描けること、集中時間を楽しめることは、嬉しい限りです。
春の元気満タン✨のモチーフと ゆったり対話するひと時、皆様のお越しをお待ちいたしております。
4月からの屋外スケッチも、只今、絶賛?企画中です✨お楽しみに~♪

また、淡彩スケッチの学び場は皆様のおかげで、充実した学びとなり、
本当にありがとうございました。
PCの方は、左サイドの カテゴリ 下から2番目の「淡彩スケッチの学び場」から
また、スマホの方は、左上の三本線→カテゴリ→下から2番目の「淡彩スケッチの学び場」
より、いつでも、ご覧いただけます!✨
みんなの絵ごころにも、たくさん画像をお送りくださいました。
まだ、ご紹介出来きれておらず、また、随時、皆様にご覧いただけたらと思っております。

皆様、自粛中も支えていただきありがとうございました。
今後とも、何卒どうぞよろしくお願いいたします。
重松深雪
21日の緊急事態宣言解除を受けて、講座再開✨です。

まずは、3月中の再開日はこちらです!
●よみうりカルチャー横浜教室 3/22(月)~
●アトリエ重松 3/27(土)アトリエ講座 ~
●新百合ヶ丘産経学園(水曜クラス)3/31(水)~
もちろん、定員は今まで通り減らしたまま、
気を緩めることなく、しっかり感染対策をして、講座を行います。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
アトリエ重松プログラム詳細につきましては、追って、皆様にご連絡させていただきます!

また、ご一緒に描けること、集中時間を楽しめることは、嬉しい限りです。
春の元気満タン✨のモチーフと ゆったり対話するひと時、皆様のお越しをお待ちいたしております。
4月からの屋外スケッチも、只今、絶賛?企画中です✨お楽しみに~♪

また、淡彩スケッチの学び場は皆様のおかげで、充実した学びとなり、
本当にありがとうございました。
PCの方は、左サイドの カテゴリ 下から2番目の「淡彩スケッチの学び場」から
また、スマホの方は、左上の三本線→カテゴリ→下から2番目の「淡彩スケッチの学び場」
より、いつでも、ご覧いただけます!✨
みんなの絵ごころにも、たくさん画像をお送りくださいました。
まだ、ご紹介出来きれておらず、また、随時、皆様にご覧いただけたらと思っております。

皆様、自粛中も支えていただきありがとうございました。
今後とも、何卒どうぞよろしくお願いいたします。
重松深雪
淡彩スケッチの学び場⑮吉田さんの☆イギリスの田舎町
淡彩スケッチの学び場⑮は、
アトリエ重松をご受講いただいている
吉田朗さんです。
吉田さんは、学び場⑪のヨーロッパの田舎町でご登場いただきました。
今回は、その時の学びを、課題として描いていただきました。
この学ぶ姿勢✨感謝です。
画像をお送りくださるみな様もこの姿勢を共有していただいており、ありがとうございます✨
そして、ご覧いただくみな様もご一緒に、課題克服にて、学ぶ機会となれば嬉しい限り♡
それでは、吉田さんの
「イギリスの田舎町」ご覧ください。

✳︎以下、画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
吉田さんスタイルの穏やかでやさしく広がる風景✨
吉田さんからのコメントです。
「前回指摘していただいたもろもろには特に気をつけて、何度も修正したものです。
急な傾斜地に建つ建物の向きが微妙に違うので、勉強にはいい題材かと思いました。」
こちらが元にされた画像ですね。

そこに、パースの線を入れて、目の高さと家の向きを確認してみましょう。

黄色のラインが水平線にあたり、目の高さのラインです。
赤い線、青い線、緑の線、と家の向きは少し違いますが、消失点は、目の高さになりますね。

吉田さんのスケッチも、家の向き、そして、目の高さをしっかり意識して描いてくださっていますね✨
実際にスケッチするときは、消失点は画面外にて、こんな風に線もひけないし、ひく必要もありません。
ですが、この図を意識していただくだけでOK!
パースの理解によって、画面の秩序が整って、安定して見えます!
というわけで、
見事、課題克服のアドバイスなし!でございますぅ。
あとは、みなさまとご一緒に、鳥の声を聞いて、風を感じて、リラックスして、風景とお話しするだけ〜♡
楽しみです✨
吉田さん、確実な学び、ありがとうございました!
アトリエ重松をご受講いただいている
吉田朗さんです。
吉田さんは、学び場⑪のヨーロッパの田舎町でご登場いただきました。
今回は、その時の学びを、課題として描いていただきました。
この学ぶ姿勢✨感謝です。
画像をお送りくださるみな様もこの姿勢を共有していただいており、ありがとうございます✨
そして、ご覧いただくみな様もご一緒に、課題克服にて、学ぶ機会となれば嬉しい限り♡
それでは、吉田さんの
「イギリスの田舎町」ご覧ください。

✳︎以下、画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
吉田さんスタイルの穏やかでやさしく広がる風景✨
吉田さんからのコメントです。
「前回指摘していただいたもろもろには特に気をつけて、何度も修正したものです。
急な傾斜地に建つ建物の向きが微妙に違うので、勉強にはいい題材かと思いました。」
こちらが元にされた画像ですね。

そこに、パースの線を入れて、目の高さと家の向きを確認してみましょう。

黄色のラインが水平線にあたり、目の高さのラインです。
赤い線、青い線、緑の線、と家の向きは少し違いますが、消失点は、目の高さになりますね。

吉田さんのスケッチも、家の向き、そして、目の高さをしっかり意識して描いてくださっていますね✨
実際にスケッチするときは、消失点は画面外にて、こんな風に線もひけないし、ひく必要もありません。
ですが、この図を意識していただくだけでOK!
パースの理解によって、画面の秩序が整って、安定して見えます!
というわけで、
見事、課題克服のアドバイスなし!でございますぅ。
あとは、みなさまとご一緒に、鳥の声を聞いて、風を感じて、リラックスして、風景とお話しするだけ〜♡
楽しみです✨
吉田さん、確実な学び、ありがとうございました!
淡彩スケッチの学び場⑭ 藤本さんの☆美しい村
淡彩スケッチの学び場⑭
アトリエ重松をご受講いただいてる 藤本仁美さんです。
「イギリス⭐︎コッツウォルズの風景」より

✳︎以下、画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
行ってみたいな💓コッツウォルズ!
それでは、画像と一緒に届きました
藤本さんからのメッセージより
「あまりパースを意識して描いておらず
この景色はどのように考えたらよいのかわからなくなりました。」
コッツウォルズの写真を元にしましたが、
イギリスの乾燥した空気感が表現できませんでした。
緑の色の選択が難しかったです。」
とのこと。
拝見していると、いろいろ意識して描いてくださっていう感じが伝わってきて、ありがた~い✨気持ちになります。
こうして学んでくださる姿勢に、感謝です!
緑も美しく、ゆったりとした美しい村が丁寧に描かれている素敵なスケッチですね✨
●写真は撮影したした人の視点(意図)でできており、その中にある情報にしか、描くものの選択肢がありません。
みなさんと実際にスケッチに行って、
ほぼおんなじ位置なのに、描きたいもの、視点のほんの少しの違いで、
全然違う個性的なスケッチができ上がりますよね!
また、光や温度や湿気、そして、モチベーションが上がる鳥の声や水の音も含めて、
現場でしか感じられないものです。
すでに、藤本さんが悩むべきことはなくて、
あとは、現場で描かれれば、問題なし!という感じです。
⭐︎パースについては、整然と建物が一方方向に並んでいるわけではないので、
目の高さを境に見上げているか?見下ろしているか?だけ抑えてあれば大丈夫です。

↑こちらは元にされた画像ですが、
目の高さは赤いラインあたりかと思います。
ですので、目の高さより上の黄色のラインが少しだけ右下がりです。

☝︎藤本さんのスケッチでは、目の高さが元の画像より少し上になってはいますが、
ちゃんとそれに即応して、オレンジラインの目の高さに対して、
グリーンライン(目の高さより上は右下がり、目の高さより下は右上がり )に秩序だっいるで、問題なし!です。
ここでちょこっと、構図のお話をさせてください。
重松式6項目の①構図は
絵の意図となるもで、
その人が何を描こうとしたか!という絵の中でもっとも重要な部分。
構図で絵の骨組みが決まります。
そもそも、四角い形の中に、大きさがだんだん大きくなる◯を配置すると、
大きな形の方が手前に見えますよね。


ですので、
遠くに大きな形がくると、遠近が出にくくなります。
淡彩スケッチにて使う構図には、3種類あります!
A モノを描く場合 → 教室で描く場合や、屋外スケッチで建物など特定モノを描く場合はすべてこの構図となります。
B 目の移動→ 風景スケッチ時に使用
C 形のコンポジション→風景スケッチで、特定のモノではなくて、空間を描くときに使用
しかも、どの構図の場合も淡彩スケッチのように、紙の白を空間に見立てる手法の場合は、
奥の形が手前の形よりも小さくなるように構成する必要があるのです。
A 教室でモノを描く場合は、画面の中心より少し上にモノ描くことで、モノより手前とモノより奥の面積比が手前の方が大きくなるように設定します。
屋外でモノを描く場合も同様です。奥の空が一番小さくなるように組みます。

B 風景スケッチで使用する目の移動の構図は、画面の中で目を移動させることで、
ストーリー性を生み、画面の広がりを感じることができる構図です。
巨匠では、ドガやロートレックが代表的で、わかりやすいです。↓

目が手前の赤い服のからピンクのリボンを通って→左側の踊り子に向かい→その後 右奥の遠景の踊り子に向かいます。
それぞれの踊り子たちと空間全体感を豊かに感じることができ、
大きな形から、小さな形に心地よく配置されています。さすが、巨匠✨
C の形のコンポジションによる構成は、何か一つのモノに目を止めるのではなく、協奏曲のように形のハーモニーで空間の全体感を表現するための構図です。やはり有名なのは、
マチス(バラ色の室内)

⭐︎どこかに重点的に目が行くわけでもなく、いろんな大きさの形が画面全体に振りまけられて、
ゆったり、気持ちも明るく、広々とした空間感が楽しめます。
ここでも、遠いものが小さい形になるように、絶妙に配置されていますね。
さすがマチスです(笑)

ちなみに、イギリスのコッツウォルズを撮影したカメラマンも、
斜面に立つ緑に囲まれて美しい村を伝えたい意図でこの構図で表現したものだと思います。
ゆったりとした目の流れ+大きな形から小さな形への構成
ですので、
藤本さんがこの画像から学ぼうとした課題はクリアしたとして、
あえて、構図のことだけ考えると、
美しく描かれた建物にスポットをあてて、水色の枠内だけで、充分素敵☆かと思います!

本当に、実際の屋外スケッチが楽しみすぎますね✨
ありがとうございました。
アトリエ重松をご受講いただいてる 藤本仁美さんです。
「イギリス⭐︎コッツウォルズの風景」より

✳︎以下、画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
行ってみたいな💓コッツウォルズ!
それでは、画像と一緒に届きました
藤本さんからのメッセージより
「あまりパースを意識して描いておらず
この景色はどのように考えたらよいのかわからなくなりました。」
コッツウォルズの写真を元にしましたが、
イギリスの乾燥した空気感が表現できませんでした。
緑の色の選択が難しかったです。」
とのこと。
拝見していると、いろいろ意識して描いてくださっていう感じが伝わってきて、ありがた~い✨気持ちになります。
こうして学んでくださる姿勢に、感謝です!
緑も美しく、ゆったりとした美しい村が丁寧に描かれている素敵なスケッチですね✨
●写真は撮影したした人の視点(意図)でできており、その中にある情報にしか、描くものの選択肢がありません。
みなさんと実際にスケッチに行って、
ほぼおんなじ位置なのに、描きたいもの、視点のほんの少しの違いで、
全然違う個性的なスケッチができ上がりますよね!
また、光や温度や湿気、そして、モチベーションが上がる鳥の声や水の音も含めて、
現場でしか感じられないものです。
すでに、藤本さんが悩むべきことはなくて、
あとは、現場で描かれれば、問題なし!という感じです。
⭐︎パースについては、整然と建物が一方方向に並んでいるわけではないので、
目の高さを境に見上げているか?見下ろしているか?だけ抑えてあれば大丈夫です。

↑こちらは元にされた画像ですが、
目の高さは赤いラインあたりかと思います。
ですので、目の高さより上の黄色のラインが少しだけ右下がりです。

☝︎藤本さんのスケッチでは、目の高さが元の画像より少し上になってはいますが、
ちゃんとそれに即応して、オレンジラインの目の高さに対して、
グリーンライン(目の高さより上は右下がり、目の高さより下は右上がり )に秩序だっいるで、問題なし!です。
ここでちょこっと、構図のお話をさせてください。
重松式6項目の①構図は
絵の意図となるもで、
その人が何を描こうとしたか!という絵の中でもっとも重要な部分。
構図で絵の骨組みが決まります。
そもそも、四角い形の中に、大きさがだんだん大きくなる◯を配置すると、
大きな形の方が手前に見えますよね。


ですので、
遠くに大きな形がくると、遠近が出にくくなります。
淡彩スケッチにて使う構図には、3種類あります!
A モノを描く場合 → 教室で描く場合や、屋外スケッチで建物など特定モノを描く場合はすべてこの構図となります。
B 目の移動→ 風景スケッチ時に使用
C 形のコンポジション→風景スケッチで、特定のモノではなくて、空間を描くときに使用
しかも、どの構図の場合も淡彩スケッチのように、紙の白を空間に見立てる手法の場合は、
奥の形が手前の形よりも小さくなるように構成する必要があるのです。
A 教室でモノを描く場合は、画面の中心より少し上にモノ描くことで、モノより手前とモノより奥の面積比が手前の方が大きくなるように設定します。
屋外でモノを描く場合も同様です。奥の空が一番小さくなるように組みます。

B 風景スケッチで使用する目の移動の構図は、画面の中で目を移動させることで、
ストーリー性を生み、画面の広がりを感じることができる構図です。
巨匠では、ドガやロートレックが代表的で、わかりやすいです。↓

目が手前の赤い服のからピンクのリボンを通って→左側の踊り子に向かい→その後 右奥の遠景の踊り子に向かいます。
それぞれの踊り子たちと空間全体感を豊かに感じることができ、
大きな形から、小さな形に心地よく配置されています。さすが、巨匠✨
C の形のコンポジションによる構成は、何か一つのモノに目を止めるのではなく、協奏曲のように形のハーモニーで空間の全体感を表現するための構図です。やはり有名なのは、
マチス(バラ色の室内)

⭐︎どこかに重点的に目が行くわけでもなく、いろんな大きさの形が画面全体に振りまけられて、
ゆったり、気持ちも明るく、広々とした空間感が楽しめます。
ここでも、遠いものが小さい形になるように、絶妙に配置されていますね。
さすがマチスです(笑)

ちなみに、イギリスのコッツウォルズを撮影したカメラマンも、
斜面に立つ緑に囲まれて美しい村を伝えたい意図でこの構図で表現したものだと思います。
ゆったりとした目の流れ+大きな形から小さな形への構成
ですので、
藤本さんがこの画像から学ぼうとした課題はクリアしたとして、
あえて、構図のことだけ考えると、
美しく描かれた建物にスポットをあてて、水色の枠内だけで、充分素敵☆かと思います!

本当に、実際の屋外スケッチが楽しみすぎますね✨
ありがとうございました。
淡彩スケッチの学び場⑬ 宮田さんの☘ 新緑の神社
みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
淡彩スケッチの学び場⑬
アトリエ重松をご受講いただいてる、宮田やす子さんです。
こちらの作品は、昨年春の学び場 に出してくださった「4月はじめの座間神社」
昨年の春に宮田さんが、現地で描かれたスケッチです✨
やりとり終了から、随分時間が経ちましたが、
新緑がういういしい、キラキラした緑溢れるスケッチは、その場のリアリティが共有できて、
いつでも、新鮮な気持ちで絵と向きあうことができます☆
その「良さ」でパース等は、あまり気にならないのですが、
ちょうど1点透視図法が引用できるアングルですので、まさに「共に学ばせていただける画題」ともいえ、宮田さんにこの時期の公開をお願いいたしました。
宮田さんにとっては、すでに、春の学びが土台となり、
昨年の夏~秋のスケッチでは、さらに着実にステップアップされており、まさにその成果を共有させていただいております。
こんな時期だからこそ、作品をお送りくださる方々のおかげで、
ブログでみなさまとじっくり学ぶ機会が持てました。
この学びを、さらに、みなさまとご一緒にスケッチする場で、活かしていけたら嬉しいです💛
それでは、宮田さんの学び場、ご覧ください。

✳︎以下画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
✨さすがに、現場で、実際描かれた、リアリティがすごくあって、
画面の中央、正面に位置する新緑の新鮮な美しさがすごくて、ワクワクしますね✨
その、伝わってくる、ワクワク感がもっとも大切なので、神社のように整然と建物や灯篭が並んでいるモノを描くテクニックは、
「まぁ、整っていれば、ベター」くらいに考えていただくと良いと思います。

誰もが、描いているときに、一心に描いていると、一つのモノをしっかりみることに、集中して、なかなか、「比べる」という行為が弱くなってしまいがちですよね!
風景スケッチに限らず比べるって、絵にとっては、すごく大切なこと✨
A 絵馬がかかっているところ(絵馬掛け所)を基準して、長さや水平垂直の関係があっているか比べてみる。
まずは、絵馬掛け所の縦と横の長さを比べて、
対比があっているか、確かめます。
↓
縦、横の比率があっていたら、そこを基準にその長さを1単位とすると、道幅等、他の所はどれくらいの長さか確認してみます。
高さも同様に。
↓
今度は、水平方向、垂直方向の、ものの位置関係があっているかどうか、確認します。
↓
関係があっていれば、描きこんでいきましょう!
B パースをちょっと、応用してみる。

🔶対象物と描く人との関係が、
①は、1点透視図法
②は、2点透視図法 を使います。
⭐︎学び場 ⑩⑪⑫ は2点透視でしたが、
今回は、1点透視図法をちょこっと引用して見ましょう♪

↑この図のように、上から見たときに、
神社の本堂や、道、灯篭が、直角、平行に配置されている場合+道や建物の真正面から、対象を描いている場合のみ、1点透視図法を、応用できます。
(透視図法は、1点の方向から物を見たと仮定した図法のため、屋外スケッチで、私たちが、首や頭を動かしてものを見るリアリティと、少しずれてきますので、きっちり当てはめようとしすぎないで大丈夫です)

赤い線が、描いてる宮田さんの目の高さ
その目の高さ上のラインの、宮田さんが描かれている位置に消失点がきます。
このスケッチの場合は、「絵馬掛けどころ」ちょうど上のあたり!
この点に平行に位置する全ての線(青い線)が収束する☆
のが、一点透視図法です。
Aの対比、Bのパース で、
目の高さのあたりの傾きが、もっと水平でOKなのと、
奥の灯篭が少しだけ大きい、さらに、人がいたと仮定すると「手水舎」が少し小さめなことが、見えてきます。
この春の学び場の後、夏や秋も、宮田さんには、さらに素敵なスケッチを見せていただきましたぁ✨
その場の空気感や臨場感を共有できる、リアルな春のスケッチ♪
ありがとうございました!
春が待ち遠しいなぁ~♡
淡彩スケッチの学び場⑬
アトリエ重松をご受講いただいてる、宮田やす子さんです。
こちらの作品は、昨年春の学び場 に出してくださった「4月はじめの座間神社」
昨年の春に宮田さんが、現地で描かれたスケッチです✨
やりとり終了から、随分時間が経ちましたが、
新緑がういういしい、キラキラした緑溢れるスケッチは、その場のリアリティが共有できて、
いつでも、新鮮な気持ちで絵と向きあうことができます☆
その「良さ」でパース等は、あまり気にならないのですが、
ちょうど1点透視図法が引用できるアングルですので、まさに「共に学ばせていただける画題」ともいえ、宮田さんにこの時期の公開をお願いいたしました。
宮田さんにとっては、すでに、春の学びが土台となり、
昨年の夏~秋のスケッチでは、さらに着実にステップアップされており、まさにその成果を共有させていただいております。
こんな時期だからこそ、作品をお送りくださる方々のおかげで、
ブログでみなさまとじっくり学ぶ機会が持てました。
この学びを、さらに、みなさまとご一緒にスケッチする場で、活かしていけたら嬉しいです💛
それでは、宮田さんの学び場、ご覧ください。

✳︎以下画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
✨さすがに、現場で、実際描かれた、リアリティがすごくあって、
画面の中央、正面に位置する新緑の新鮮な美しさがすごくて、ワクワクしますね✨
その、伝わってくる、ワクワク感がもっとも大切なので、神社のように整然と建物や灯篭が並んでいるモノを描くテクニックは、
「まぁ、整っていれば、ベター」くらいに考えていただくと良いと思います。

誰もが、描いているときに、一心に描いていると、一つのモノをしっかりみることに、集中して、なかなか、「比べる」という行為が弱くなってしまいがちですよね!
風景スケッチに限らず比べるって、絵にとっては、すごく大切なこと✨
A 絵馬がかかっているところ(絵馬掛け所)を基準して、長さや水平垂直の関係があっているか比べてみる。
まずは、絵馬掛け所の縦と横の長さを比べて、
対比があっているか、確かめます。
↓
縦、横の比率があっていたら、そこを基準にその長さを1単位とすると、道幅等、他の所はどれくらいの長さか確認してみます。
高さも同様に。
↓
今度は、水平方向、垂直方向の、ものの位置関係があっているかどうか、確認します。
↓
関係があっていれば、描きこんでいきましょう!
B パースをちょっと、応用してみる。

🔶対象物と描く人との関係が、
①は、1点透視図法
②は、2点透視図法 を使います。
⭐︎学び場 ⑩⑪⑫ は2点透視でしたが、
今回は、1点透視図法をちょこっと引用して見ましょう♪

↑この図のように、上から見たときに、
神社の本堂や、道、灯篭が、直角、平行に配置されている場合+道や建物の真正面から、対象を描いている場合のみ、1点透視図法を、応用できます。
(透視図法は、1点の方向から物を見たと仮定した図法のため、屋外スケッチで、私たちが、首や頭を動かしてものを見るリアリティと、少しずれてきますので、きっちり当てはめようとしすぎないで大丈夫です)

赤い線が、描いてる宮田さんの目の高さ
その目の高さ上のラインの、宮田さんが描かれている位置に消失点がきます。
このスケッチの場合は、「絵馬掛けどころ」ちょうど上のあたり!
この点に平行に位置する全ての線(青い線)が収束する☆
のが、一点透視図法です。
Aの対比、Bのパース で、
目の高さのあたりの傾きが、もっと水平でOKなのと、
奥の灯篭が少しだけ大きい、さらに、人がいたと仮定すると「手水舎」が少し小さめなことが、見えてきます。
この春の学び場の後、夏や秋も、宮田さんには、さらに素敵なスケッチを見せていただきましたぁ✨
その場の空気感や臨場感を共有できる、リアルな春のスケッチ♪
ありがとうございました!
春が待ち遠しいなぁ~♡
淡彩スケッチの学び場⑫樽見さんの☆積み木
あれっ!
春爛漫♡?
今年の桜の開花は、3月中旬⭐︎
アトリエ重松では、今年は、3月から屋外スケッチ、企画中✨です。
全身で超開放的に、ウキウキする春を感じたい♡
また、こちらでご案内させていただきます。乞うご期待!!
春は、すぐそこ♪ 🌸
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
淡彩スケッチの学び場⑫は、
アトリエ重松をご受講いただいている
樽見真由美さんです✨
まずは、作品と一緒に届いた、樽見さんからのお手紙のご紹介です。
「今回、私が描いたものは 積み木 です。
パースが苦手で、なかなか理解することができません。
最初に見たままスケッチしてみました。
けれど、角度に違和感があり、不自然な感じに見えました。
なので、私なりに線を整えてみました。
ところどころ歪んでいる部分もあります。
(中略/樽見さんの疑問のポイントは下記、アドバイス内容にて)
そして、自分の表現したいものを見ている人に理解してもらえるように、
技術を学びたいのです。よろしくお願いいたします。」
ガッテン!!了解いたしましたぁ~
それでは、
樽見さんの学び場、どうぞご覧ください。
ご自身の課題と正面から向き合って、
木地の積み木を描いてくださるとは、、感謝です。
課題としても、とてもいい✨

✳︎以下、画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
🔸淡彩スケッチ特有の、紙の白が空間となり、
積み木全体が手で触れられそうな立体感を感じます。
🔹色も豊かで、多分、本物の積み木とはまた別であろう
温かみのある愛着のあるスケッチとなっています。
🔸積み木、一つづつを丁寧に見つめて築きあげて描いていただいた、
真摯な眼差しが伝わってきますね!
🌟ここで樽見さんもご理解のうえ、お尋ねくださっているように、、
特に線の遠近法などの技術は間違い探しではありません!
そのシステムを理解し、基本的な考え方に沿って描いていただければよいだけ👌
線の遠近法は、目の高さと消失点の関係を、
幾何形態は、四角柱とか円筒といった、構造から考えれば良いだけです!👌 👌
あくまでも、感じること、表現したい気持ちあっての、技術です。
むしろ、絵なのに、技術だけが表に出てきて、何を感じてるのか、わからない方が問題でして、
うまく話せなくても、言いたいことが強ければ、身振り手振りだって伝わるように、
全ての技術をマスターしないと、絵が描けないわけでは決してありません♡
なんだか、むづかしくてわからないなぁ~という方は、
直にお伝えいたしますので、ご安心くださいね✨
それでは、
パース&構造~箱から考える!です。
2点透視図法とは、
角度が異なる2つの平行線群をそれぞれ消失点へ収束させる図法です。

すなわち、この図のように、目の前にでっか~い箱があったら、描いているみなさんの目の高さのライン上で、右側と左側の面の上と下側の線は、それぞれの消失点で収束するのです。

また、この箱が、
みなさんの目の高さより上(見上げ)になったり、
みなさんの目の高さよりした(見下ろし)になったりすると、上の図のように変化します。
よく教室でも箱を上下して見たりしていますが、
●見上げですと、コーナーを境に「への字」に
●見下ろしですと、コーナーを境に「v の字」になりますよね。
ムムム?と思ったら、その辺にある箱で試して見ましょう!
これが、2点透視図法の原理です。
それを樽見さんの積み木に当てはめてみると、

ですが、積み木のように、卓上にある場合は、
図法で考えると、消失点は画面外のずっ~と向こうになるため、
基本の箱に置き換えて描く方が良いかと思います。
システムとして、目の高さに近くなると傾きが水平に近づくと、
思っていただければ大丈夫です。
むづかしい積み木の積み重ね!
赤いラインのところの傾きだけ直せば、あとは、バッチリです。✨

教室でも繰り返しでてきますが、目の前の直方体を描く場合、、

●垂直線 は、遠くに行けば行くほど、短くなり、(ブラックライン)Aが一番長くて→その次がB →その次がC
●その関係で、水平線は 遠くに行けば行くほど、角度は水平になります。(ピンク&グリーンライン)
それを、線の遠近法と組み合わせると、、
●ピンクラインは 👆上から2番目の図のように目の高さ(EL) 上の右側の消失点に
グリーンのラインは 左側の消失点 に収束することとなります。
さて、樽見さんの質問に、
積み木の構造についての質問がありましたよ。
いずれも、見えないところも想像して考えてみるとわかりやすいです⭐︎

Q 三角の積み木を描く場合は、赤いラインは平行で良いのでしょうか?それとも、奥の線はもっと水平方向に傾くのでしょうか?
A このくらいの大きさのものでしたら平行で大丈夫です👌

ですが、もっとスケールが大きくなった、屋外の屋根の線などの場合は、
奥の方が少しだけ水平方向に傾きます👍
Q下段の穴が空いた積み木の穴を描くのもむづかしかったです。

これも、構造から考えると安定しますね
ですが、大枠だけで、細かいところまで、きっちり描かなくても大丈夫です!
「学び場」ならでは、疑問点の克服。
どうもありがとうございました!
春が楽しみですね♡
春爛漫♡?
今年の桜の開花は、3月中旬⭐︎
アトリエ重松では、今年は、3月から屋外スケッチ、企画中✨です。
全身で超開放的に、ウキウキする春を感じたい♡
また、こちらでご案内させていただきます。乞うご期待!!
春は、すぐそこ♪ 🌸
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
淡彩スケッチの学び場⑫は、
アトリエ重松をご受講いただいている
樽見真由美さんです✨
まずは、作品と一緒に届いた、樽見さんからのお手紙のご紹介です。
「今回、私が描いたものは 積み木 です。
パースが苦手で、なかなか理解することができません。
最初に見たままスケッチしてみました。
けれど、角度に違和感があり、不自然な感じに見えました。
なので、私なりに線を整えてみました。
ところどころ歪んでいる部分もあります。
(中略/樽見さんの疑問のポイントは下記、アドバイス内容にて)
そして、自分の表現したいものを見ている人に理解してもらえるように、
技術を学びたいのです。よろしくお願いいたします。」
ガッテン!!了解いたしましたぁ~
それでは、
樽見さんの学び場、どうぞご覧ください。
ご自身の課題と正面から向き合って、
木地の積み木を描いてくださるとは、、感謝です。
課題としても、とてもいい✨

✳︎以下、画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
🔸淡彩スケッチ特有の、紙の白が空間となり、
積み木全体が手で触れられそうな立体感を感じます。
🔹色も豊かで、多分、本物の積み木とはまた別であろう
温かみのある愛着のあるスケッチとなっています。
🔸積み木、一つづつを丁寧に見つめて築きあげて描いていただいた、
真摯な眼差しが伝わってきますね!
🌟ここで樽見さんもご理解のうえ、お尋ねくださっているように、、
特に線の遠近法などの技術は間違い探しではありません!
そのシステムを理解し、基本的な考え方に沿って描いていただければよいだけ👌
線の遠近法は、目の高さと消失点の関係を、
幾何形態は、四角柱とか円筒といった、構造から考えれば良いだけです!👌 👌
あくまでも、感じること、表現したい気持ちあっての、技術です。
むしろ、絵なのに、技術だけが表に出てきて、何を感じてるのか、わからない方が問題でして、
うまく話せなくても、言いたいことが強ければ、身振り手振りだって伝わるように、
全ての技術をマスターしないと、絵が描けないわけでは決してありません♡
なんだか、むづかしくてわからないなぁ~という方は、
直にお伝えいたしますので、ご安心くださいね✨
それでは、
パース&構造~箱から考える!です。
2点透視図法とは、
角度が異なる2つの平行線群をそれぞれ消失点へ収束させる図法です。

すなわち、この図のように、目の前にでっか~い箱があったら、描いているみなさんの目の高さのライン上で、右側と左側の面の上と下側の線は、それぞれの消失点で収束するのです。

また、この箱が、
みなさんの目の高さより上(見上げ)になったり、
みなさんの目の高さよりした(見下ろし)になったりすると、上の図のように変化します。
よく教室でも箱を上下して見たりしていますが、
●見上げですと、コーナーを境に「への字」に
●見下ろしですと、コーナーを境に「v の字」になりますよね。
ムムム?と思ったら、その辺にある箱で試して見ましょう!
これが、2点透視図法の原理です。
それを樽見さんの積み木に当てはめてみると、

ですが、積み木のように、卓上にある場合は、
図法で考えると、消失点は画面外のずっ~と向こうになるため、
基本の箱に置き換えて描く方が良いかと思います。
システムとして、目の高さに近くなると傾きが水平に近づくと、
思っていただければ大丈夫です。
むづかしい積み木の積み重ね!
赤いラインのところの傾きだけ直せば、あとは、バッチリです。✨

教室でも繰り返しでてきますが、目の前の直方体を描く場合、、

●垂直線 は、遠くに行けば行くほど、短くなり、(ブラックライン)Aが一番長くて→その次がB →その次がC
●その関係で、水平線は 遠くに行けば行くほど、角度は水平になります。(ピンク&グリーンライン)
それを、線の遠近法と組み合わせると、、
●ピンクラインは 👆上から2番目の図のように目の高さ(EL) 上の右側の消失点に
グリーンのラインは 左側の消失点 に収束することとなります。
さて、樽見さんの質問に、
積み木の構造についての質問がありましたよ。
いずれも、見えないところも想像して考えてみるとわかりやすいです⭐︎

Q 三角の積み木を描く場合は、赤いラインは平行で良いのでしょうか?それとも、奥の線はもっと水平方向に傾くのでしょうか?
A このくらいの大きさのものでしたら平行で大丈夫です👌

ですが、もっとスケールが大きくなった、屋外の屋根の線などの場合は、
奥の方が少しだけ水平方向に傾きます👍
Q下段の穴が空いた積み木の穴を描くのもむづかしかったです。

これも、構造から考えると安定しますね
ですが、大枠だけで、細かいところまで、きっちり描かなくても大丈夫です!
「学び場」ならでは、疑問点の克服。
どうもありがとうございました!
春が楽しみですね♡