淡彩スケッチの学び場⑤
「頂いた百合がとてもきれいだつたので、ゆっくり3日かけて、描きました。
色もつけようかと思いましたが、デッサンがあつているか、見て頂きたいと思い、
鉛筆デッサンを送らせて頂きます。」
というコメントと一緒に、大久保佳美さんより、最初に作品をお送りいただいたのは、
5月の中旬。
✨香り立つように、丁寧に描かれた、百合を、拝見した私は、
色をつけなくても、充分にみずみずしい豊かさが感じらえ、
これは、鉛筆だけで仕上げていただいた方がいい。
と感じました。
鉛筆で仕上げるとなると、この風合いを活かしつつ、
空間的に締めて、終わりにした方が、見栄えが上がるため、
そのためのアドバイスさせていただくため、その時に準備中だった「淡彩スケッチの学び場」のオープンを待って、再度作品をお送りいただきました。
●画像は、すべて、A4サイズにプリントできるサイズとなっております。
パソコンの場合は、ウインドウのサイズを見やすい大きさにしてご覧ください。
スマホの場合は、2本指で、画像の大きさ、いくらでも、拡大できます⭐︎

✨大久保さんが百合とお話した、柔らかな時間がそこにあるようなスケッチですね。
⭐️多分、淡彩スケッチを描いていく過程みなさんが、そうだと思いますが、
●まずは、基本の6項目をちゃんと理解したい
●短時間でさらさら描きたい
●かっこよく描きたい
●集中した時間を過ごしたい
●今一度、デッサン力を磨きたい
●色をわかりたい
●自分が描いていきたいものが何のか、探りたい
などなど、いつも目標や課題があって、
それが時間と共に変化しする
そんな、プロセスを楽しみながら、
今の自分と向き合ってくださっていると思います。
よく、アトリエ重松の講評会の時、
「ご自身の今の課題は?」と伺うと、
全員が自分の絵とその課題について、きっぱりお答えになり、
「ドびっくり(笑)」することがありますが、
そんなお互いが刺激しあい、前向きに進めるような、環境を
みなさんで作ってくださっていることに、感謝しています✨
大久保さんのように、基本的なデッサン力を磨きたい方にとって、
淡彩スケッチにおいては、テクニカルで、むづかしいことも、
鉛筆だけで、描くことで思い切り対象と向き合えて、課題を突破できることがあります。
私の指導方法で、子供達も淡彩スケッチも共通しているのは、デッサンと着彩の工程を分けて考えることでもあります。
いろいろな表現があって然りなのですが、
仮に、バックを塗って仕上げる油絵や水彩画のように、色を使ってデッサンしないというふうにすることで、
★デッサンの疑問点をよりわかりやすく浮き彫りにし、理解を深め、技術力の上達が目指せます。
★さらに、色を自由にすることで、色彩の可能性を膨らませ、その人らしい豊かな色使いが楽しめますよね。
2次元を3次元に感じて楽しむ「絵」にとって、
遠くと近くの距離を感じる、空間の感覚は、絵画表現の基本ですが、
教室では、ご存知の通り、それを、「紙の白い紙を空間に見立ててみましょう!」ということをルールに設定しています。
それが、みなさんと楽しむ♪「淡彩スケッチ、鉛筆スケッチ」です。
そこで、
紙の白を生かすということで、本当は、黒く見える遠くも淡くしないといけなかったり、、
ちょっとむづかしげに言うと、
ただ、見えるものをうつすだけでなく、意識して理解して表現する必要が出てきます。
それができることは、確実にどんな絵を描く時も根本的な力になります👍
ポイント1 上から見たときの自分からの距離を意識しよう!

このお花の画像を見てみると、
横から見ると、一つづつのお花が見えてきて、空間を感じにくい。

ですが、上から眺めて見ると、こんなに奥行きがある〜〜
ただ、奥は淡くというだけではなくて、
この奥行き感に則って、横から描くときも遠近を意識していただくと、すごくいいってことですよね!

上から見たと仮定して、自分からの距離を意識しましょう!

赤い点が近景 緑が中景 青が遠景
大久保さんの百合の絵では、ほとんどそれはできていますが、
今一度、意識すると今後の大久保さんのステップアップに間違いなくつながりますよ♪
この後の、アドバイスも同様です。
ポイント2 影の中でも手前側の影と奥の影がある

①葉っぱの輪郭を均一な線で描いた場合→葉っぱが立って見えます。
②奥の線を弱く描いて場合→奥のコントラストが弱くなって、葉っぱが寝ましたね。
③葉っぱの影だけ描いた場合→葉っぱの面の抑揚が感じられます。

④さらに、②と③を結合してみます。これだけでは、葉っぱが一体化せず面が落ちて見えます。
⑤線と一緒に影にも、近くは強くて遠くは弱いコントラストの調整を入れます。
これで、そこに葉っぱが空を切って存在するように見えます!
というわけで、
実際の百合の絵には、ワンポイント⭐︎

ありがとうございました✨
色もつけようかと思いましたが、デッサンがあつているか、見て頂きたいと思い、
鉛筆デッサンを送らせて頂きます。」
というコメントと一緒に、大久保佳美さんより、最初に作品をお送りいただいたのは、
5月の中旬。
✨香り立つように、丁寧に描かれた、百合を、拝見した私は、
色をつけなくても、充分にみずみずしい豊かさが感じらえ、
これは、鉛筆だけで仕上げていただいた方がいい。
と感じました。
鉛筆で仕上げるとなると、この風合いを活かしつつ、
空間的に締めて、終わりにした方が、見栄えが上がるため、
そのためのアドバイスさせていただくため、その時に準備中だった「淡彩スケッチの学び場」のオープンを待って、再度作品をお送りいただきました。
●画像は、すべて、A4サイズにプリントできるサイズとなっております。
パソコンの場合は、ウインドウのサイズを見やすい大きさにしてご覧ください。
スマホの場合は、2本指で、画像の大きさ、いくらでも、拡大できます⭐︎

✨大久保さんが百合とお話した、柔らかな時間がそこにあるようなスケッチですね。
⭐️多分、淡彩スケッチを描いていく過程みなさんが、そうだと思いますが、
●まずは、基本の6項目をちゃんと理解したい
●短時間でさらさら描きたい
●かっこよく描きたい
●集中した時間を過ごしたい
●今一度、デッサン力を磨きたい
●色をわかりたい
●自分が描いていきたいものが何のか、探りたい
などなど、いつも目標や課題があって、
それが時間と共に変化しする
そんな、プロセスを楽しみながら、
今の自分と向き合ってくださっていると思います。
よく、アトリエ重松の講評会の時、
「ご自身の今の課題は?」と伺うと、
全員が自分の絵とその課題について、きっぱりお答えになり、
「ドびっくり(笑)」することがありますが、
そんなお互いが刺激しあい、前向きに進めるような、環境を
みなさんで作ってくださっていることに、感謝しています✨
大久保さんのように、基本的なデッサン力を磨きたい方にとって、
淡彩スケッチにおいては、テクニカルで、むづかしいことも、
鉛筆だけで、描くことで思い切り対象と向き合えて、課題を突破できることがあります。
私の指導方法で、子供達も淡彩スケッチも共通しているのは、デッサンと着彩の工程を分けて考えることでもあります。
いろいろな表現があって然りなのですが、
仮に、バックを塗って仕上げる油絵や水彩画のように、色を使ってデッサンしないというふうにすることで、
★デッサンの疑問点をよりわかりやすく浮き彫りにし、理解を深め、技術力の上達が目指せます。
★さらに、色を自由にすることで、色彩の可能性を膨らませ、その人らしい豊かな色使いが楽しめますよね。
2次元を3次元に感じて楽しむ「絵」にとって、
遠くと近くの距離を感じる、空間の感覚は、絵画表現の基本ですが、
教室では、ご存知の通り、それを、「紙の白い紙を空間に見立ててみましょう!」ということをルールに設定しています。
それが、みなさんと楽しむ♪「淡彩スケッチ、鉛筆スケッチ」です。
そこで、
紙の白を生かすということで、本当は、黒く見える遠くも淡くしないといけなかったり、、
ちょっとむづかしげに言うと、
ただ、見えるものをうつすだけでなく、意識して理解して表現する必要が出てきます。
それができることは、確実にどんな絵を描く時も根本的な力になります👍
ポイント1 上から見たときの自分からの距離を意識しよう!

このお花の画像を見てみると、
横から見ると、一つづつのお花が見えてきて、空間を感じにくい。

ですが、上から眺めて見ると、こんなに奥行きがある〜〜
ただ、奥は淡くというだけではなくて、
この奥行き感に則って、横から描くときも遠近を意識していただくと、すごくいいってことですよね!

上から見たと仮定して、自分からの距離を意識しましょう!

赤い点が近景 緑が中景 青が遠景
大久保さんの百合の絵では、ほとんどそれはできていますが、
今一度、意識すると今後の大久保さんのステップアップに間違いなくつながりますよ♪
この後の、アドバイスも同様です。
ポイント2 影の中でも手前側の影と奥の影がある

①葉っぱの輪郭を均一な線で描いた場合→葉っぱが立って見えます。
②奥の線を弱く描いて場合→奥のコントラストが弱くなって、葉っぱが寝ましたね。
③葉っぱの影だけ描いた場合→葉っぱの面の抑揚が感じられます。

④さらに、②と③を結合してみます。これだけでは、葉っぱが一体化せず面が落ちて見えます。
⑤線と一緒に影にも、近くは強くて遠くは弱いコントラストの調整を入れます。
これで、そこに葉っぱが空を切って存在するように見えます!
というわけで、
実際の百合の絵には、ワンポイント⭐︎

ありがとうございました✨