淡彩スケッチの学び場⑬ 宮田さんの☘ 新緑の神社
みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
淡彩スケッチの学び場⑬
アトリエ重松をご受講いただいてる、宮田やす子さんです。
こちらの作品は、昨年春の学び場 に出してくださった「4月はじめの座間神社」
昨年の春に宮田さんが、現地で描かれたスケッチです✨
やりとり終了から、随分時間が経ちましたが、
新緑がういういしい、キラキラした緑溢れるスケッチは、その場のリアリティが共有できて、
いつでも、新鮮な気持ちで絵と向きあうことができます☆
その「良さ」でパース等は、あまり気にならないのですが、
ちょうど1点透視図法が引用できるアングルですので、まさに「共に学ばせていただける画題」ともいえ、宮田さんにこの時期の公開をお願いいたしました。
宮田さんにとっては、すでに、春の学びが土台となり、
昨年の夏~秋のスケッチでは、さらに着実にステップアップされており、まさにその成果を共有させていただいております。
こんな時期だからこそ、作品をお送りくださる方々のおかげで、
ブログでみなさまとじっくり学ぶ機会が持てました。
この学びを、さらに、みなさまとご一緒にスケッチする場で、活かしていけたら嬉しいです💛
それでは、宮田さんの学び場、ご覧ください。

✳︎以下画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
✨さすがに、現場で、実際描かれた、リアリティがすごくあって、
画面の中央、正面に位置する新緑の新鮮な美しさがすごくて、ワクワクしますね✨
その、伝わってくる、ワクワク感がもっとも大切なので、神社のように整然と建物や灯篭が並んでいるモノを描くテクニックは、
「まぁ、整っていれば、ベター」くらいに考えていただくと良いと思います。

誰もが、描いているときに、一心に描いていると、一つのモノをしっかりみることに、集中して、なかなか、「比べる」という行為が弱くなってしまいがちですよね!
風景スケッチに限らず比べるって、絵にとっては、すごく大切なこと✨
A 絵馬がかかっているところ(絵馬掛け所)を基準して、長さや水平垂直の関係があっているか比べてみる。
まずは、絵馬掛け所の縦と横の長さを比べて、
対比があっているか、確かめます。
↓
縦、横の比率があっていたら、そこを基準にその長さを1単位とすると、道幅等、他の所はどれくらいの長さか確認してみます。
高さも同様に。
↓
今度は、水平方向、垂直方向の、ものの位置関係があっているかどうか、確認します。
↓
関係があっていれば、描きこんでいきましょう!
B パースをちょっと、応用してみる。

🔶対象物と描く人との関係が、
①は、1点透視図法
②は、2点透視図法 を使います。
⭐︎学び場 ⑩⑪⑫ は2点透視でしたが、
今回は、1点透視図法をちょこっと引用して見ましょう♪

↑この図のように、上から見たときに、
神社の本堂や、道、灯篭が、直角、平行に配置されている場合+道や建物の真正面から、対象を描いている場合のみ、1点透視図法を、応用できます。
(透視図法は、1点の方向から物を見たと仮定した図法のため、屋外スケッチで、私たちが、首や頭を動かしてものを見るリアリティと、少しずれてきますので、きっちり当てはめようとしすぎないで大丈夫です)

赤い線が、描いてる宮田さんの目の高さ
その目の高さ上のラインの、宮田さんが描かれている位置に消失点がきます。
このスケッチの場合は、「絵馬掛けどころ」ちょうど上のあたり!
この点に平行に位置する全ての線(青い線)が収束する☆
のが、一点透視図法です。
Aの対比、Bのパース で、
目の高さのあたりの傾きが、もっと水平でOKなのと、
奥の灯篭が少しだけ大きい、さらに、人がいたと仮定すると「手水舎」が少し小さめなことが、見えてきます。
この春の学び場の後、夏や秋も、宮田さんには、さらに素敵なスケッチを見せていただきましたぁ✨
その場の空気感や臨場感を共有できる、リアルな春のスケッチ♪
ありがとうございました!
春が待ち遠しいなぁ~♡
淡彩スケッチの学び場⑬
アトリエ重松をご受講いただいてる、宮田やす子さんです。
こちらの作品は、昨年春の学び場 に出してくださった「4月はじめの座間神社」
昨年の春に宮田さんが、現地で描かれたスケッチです✨
やりとり終了から、随分時間が経ちましたが、
新緑がういういしい、キラキラした緑溢れるスケッチは、その場のリアリティが共有できて、
いつでも、新鮮な気持ちで絵と向きあうことができます☆
その「良さ」でパース等は、あまり気にならないのですが、
ちょうど1点透視図法が引用できるアングルですので、まさに「共に学ばせていただける画題」ともいえ、宮田さんにこの時期の公開をお願いいたしました。
宮田さんにとっては、すでに、春の学びが土台となり、
昨年の夏~秋のスケッチでは、さらに着実にステップアップされており、まさにその成果を共有させていただいております。
こんな時期だからこそ、作品をお送りくださる方々のおかげで、
ブログでみなさまとじっくり学ぶ機会が持てました。
この学びを、さらに、みなさまとご一緒にスケッチする場で、活かしていけたら嬉しいです💛
それでは、宮田さんの学び場、ご覧ください。

✳︎以下画像はクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
✨さすがに、現場で、実際描かれた、リアリティがすごくあって、
画面の中央、正面に位置する新緑の新鮮な美しさがすごくて、ワクワクしますね✨
その、伝わってくる、ワクワク感がもっとも大切なので、神社のように整然と建物や灯篭が並んでいるモノを描くテクニックは、
「まぁ、整っていれば、ベター」くらいに考えていただくと良いと思います。

誰もが、描いているときに、一心に描いていると、一つのモノをしっかりみることに、集中して、なかなか、「比べる」という行為が弱くなってしまいがちですよね!
風景スケッチに限らず比べるって、絵にとっては、すごく大切なこと✨
A 絵馬がかかっているところ(絵馬掛け所)を基準して、長さや水平垂直の関係があっているか比べてみる。
まずは、絵馬掛け所の縦と横の長さを比べて、
対比があっているか、確かめます。
↓
縦、横の比率があっていたら、そこを基準にその長さを1単位とすると、道幅等、他の所はどれくらいの長さか確認してみます。
高さも同様に。
↓
今度は、水平方向、垂直方向の、ものの位置関係があっているかどうか、確認します。
↓
関係があっていれば、描きこんでいきましょう!
B パースをちょっと、応用してみる。

🔶対象物と描く人との関係が、
①は、1点透視図法
②は、2点透視図法 を使います。
⭐︎学び場 ⑩⑪⑫ は2点透視でしたが、
今回は、1点透視図法をちょこっと引用して見ましょう♪

↑この図のように、上から見たときに、
神社の本堂や、道、灯篭が、直角、平行に配置されている場合+道や建物の真正面から、対象を描いている場合のみ、1点透視図法を、応用できます。
(透視図法は、1点の方向から物を見たと仮定した図法のため、屋外スケッチで、私たちが、首や頭を動かしてものを見るリアリティと、少しずれてきますので、きっちり当てはめようとしすぎないで大丈夫です)

赤い線が、描いてる宮田さんの目の高さ
その目の高さ上のラインの、宮田さんが描かれている位置に消失点がきます。
このスケッチの場合は、「絵馬掛けどころ」ちょうど上のあたり!
この点に平行に位置する全ての線(青い線)が収束する☆
のが、一点透視図法です。
Aの対比、Bのパース で、
目の高さのあたりの傾きが、もっと水平でOKなのと、
奥の灯篭が少しだけ大きい、さらに、人がいたと仮定すると「手水舎」が少し小さめなことが、見えてきます。
この春の学び場の後、夏や秋も、宮田さんには、さらに素敵なスケッチを見せていただきましたぁ✨
その場の空気感や臨場感を共有できる、リアルな春のスケッチ♪
ありがとうございました!
春が待ち遠しいなぁ~♡