色で話す!?
「色で話す」party of colors〜section1 any colors〜
色で話す!?
~子ども達から学ぶ、色を使って話すこと~
ひとつの色から感じる答えはいっぱい!
子ども達は、そんなふうに色を使って話をすることができます。
そんな世界をあなたも覗いてみませんか?

絵の具は、ピグメントとよばれる「顔料」(天然の土や合成鉱物、合成有機物など)がもとになってできています。
たとえば「赤い色」といっても、本当にたくさんの色があり、その色にはそれぞれの顔料のもつ性格が作用している。
たとえば、「瀬戸内海でとれた塩」と「南米産の高地の塩」が同じ塩でも、甘み、深み、しょっぱさの印象、調理した時の響きがちがうように、色も同じ「赤い」絵の具でも、それぞれに性格がはっきりしていて、それは、使って確認していかないとわからない。
その上、「赤」といえば「りんご!?」を超えて、ひとつの「赤い色」の感じ方もいろいろなのです。
なかなか普段の生活のなかで、「色」とだけ向きあう事などないですし、
たとえば「淡彩スケッチ」を描いている人でさえ、どんなふうに色を混ぜるとどんな色になるのか?しかも、どんな風にその色を使ってよいのか?
いわゆる「色相表上での変化といったスケール」をこえて、色を使うことに向き合った経験は少ないように思います。
色についてじっくり深くお伝えする機会のもてぬまま、どこかで「色を作る」「色を感じる」「色を使う」といった事と正面から取り組んだ時間が持てればと考えてまいりまいした。

今回、現代美術作家で様々なパプリックの仕事をされている樋口健彦氏(多摩美術大学講師)のスタジオT-BASEにて、和やかな夜会の形で、わたくし、重松深雪からのプレゼンテーションを企画いたしました。
お集まりいただいたのは、アトリエ重松の屋外スケッチの際にたまたま話題になり、お声をかけさせていただきました一部の方と、陶芸工房TーBASE関係者の皆様です。
今回のプレゼンテーションの軸になったのは、
なんといっても「子供達の作品」です。
偶発的にできた子供の絵を前に、皆さんと一緒に発想し、
そこから発想した子供達の描画をみて、驚き、想像したり、笑いあったりして、
時が過ぎるのも忘れて楽しみました。
子供達が発想した描画が決して答えではなく、、
ただ純粋な発想にみなさんと一緒に、硬くなった気持ちや頭が柔らかくなったことは確かかな。。
「園のみんな、ありがとうね〜」

淡彩スケッチを描いている皆様に向けては、
例えば、「影の色」にひとつとってみても、その役割はすごく大きい。
しかも、影の色によって表現されてくる要素は多大なのです。
影のベース色からの展開で何百色つくれますし、それを自分らしく使っていくことで、表現の可能性は広がります。
身の回りのものを自由にしかも、みなさんらしく描いていただくため、
お伝えしたいことは山ほどある。
実際に「淡彩スケッチ」を、どんなカリキュラムにするかは、いつも考えていますが、
今回、夜会という場で「色」と向きあう時間がとれた経験を次に繋げられればと思っています。
色で話す!?
~子ども達から学ぶ、色を使って話すこと~
ひとつの色から感じる答えはいっぱい!
子ども達は、そんなふうに色を使って話をすることができます。
そんな世界をあなたも覗いてみませんか?

絵の具は、ピグメントとよばれる「顔料」(天然の土や合成鉱物、合成有機物など)がもとになってできています。
たとえば「赤い色」といっても、本当にたくさんの色があり、その色にはそれぞれの顔料のもつ性格が作用している。
たとえば、「瀬戸内海でとれた塩」と「南米産の高地の塩」が同じ塩でも、甘み、深み、しょっぱさの印象、調理した時の響きがちがうように、色も同じ「赤い」絵の具でも、それぞれに性格がはっきりしていて、それは、使って確認していかないとわからない。
その上、「赤」といえば「りんご!?」を超えて、ひとつの「赤い色」の感じ方もいろいろなのです。
なかなか普段の生活のなかで、「色」とだけ向きあう事などないですし、
たとえば「淡彩スケッチ」を描いている人でさえ、どんなふうに色を混ぜるとどんな色になるのか?しかも、どんな風にその色を使ってよいのか?
いわゆる「色相表上での変化といったスケール」をこえて、色を使うことに向き合った経験は少ないように思います。
色についてじっくり深くお伝えする機会のもてぬまま、どこかで「色を作る」「色を感じる」「色を使う」といった事と正面から取り組んだ時間が持てればと考えてまいりまいした。

今回、現代美術作家で様々なパプリックの仕事をされている樋口健彦氏(多摩美術大学講師)のスタジオT-BASEにて、和やかな夜会の形で、わたくし、重松深雪からのプレゼンテーションを企画いたしました。
お集まりいただいたのは、アトリエ重松の屋外スケッチの際にたまたま話題になり、お声をかけさせていただきました一部の方と、陶芸工房TーBASE関係者の皆様です。
今回のプレゼンテーションの軸になったのは、
なんといっても「子供達の作品」です。
偶発的にできた子供の絵を前に、皆さんと一緒に発想し、
そこから発想した子供達の描画をみて、驚き、想像したり、笑いあったりして、
時が過ぎるのも忘れて楽しみました。
子供達が発想した描画が決して答えではなく、、
ただ純粋な発想にみなさんと一緒に、硬くなった気持ちや頭が柔らかくなったことは確かかな。。
「園のみんな、ありがとうね〜」

淡彩スケッチを描いている皆様に向けては、
例えば、「影の色」にひとつとってみても、その役割はすごく大きい。
しかも、影の色によって表現されてくる要素は多大なのです。
影のベース色からの展開で何百色つくれますし、それを自分らしく使っていくことで、表現の可能性は広がります。
身の回りのものを自由にしかも、みなさんらしく描いていただくため、
お伝えしたいことは山ほどある。
実際に「淡彩スケッチ」を、どんなカリキュラムにするかは、いつも考えていますが、
今回、夜会という場で「色」と向きあう時間がとれた経験を次に繋げられればと思っています。